スキルアップを目指すWebライターにおすすめの資格11選

スキルアップを目指すWebライターにおすすめの資格11選

インターネットやSNSの普及によりWebライターの需要が高まっているため、副業あるいはフリーランスのWebライターとして活動している方もいるでしょう。

これからも仕事を継続して受注するには、Webライターとしてのスキルアップは欠かせません。スキルアップするための1つの方法として、資格の取得があげられます。

そこで今回は、Webライターとして活躍するために取得した方が良い資格をご紹介します。

 

Webライターが資格を取得した方が良い3つの理由

現在活躍しているWebライターが、必ずしも資格をもっているわけではないことを考えると、Webライターとして成功するために、資格は必須ではありません。

一方で、Webライターとして活躍するには資格をもっていた方が有利といえる理由があります。

ここでは、Webライターが資格をもっていた方が良いといえる、3つの理由をご紹介します。

1.他のWebライターとの差別化ができる

クライアントからライティング案件を受注するためには、他のWebライターとの差別化が重要です。

Webライターとしての実績や経験が乏しい場合でも、資格を取得しておくことで、Webライターとしての一定のスキルをクライアントにアピールできるため、受注率の向上や継続的な受注を期待できます。

2.資格取得に向けた学習でスキルアップできる

文章を書くという作業自体には、特別なスキルは必要ではないため、ライティングスキルを向上させるための具体的な方法がわからないという方もいるのではないでしょうか。

ライティングに関連した資格取得を目指すことで、ライティングについて基礎から体系的に学ぶことができ、ライティングスキルの向上を見込めます。

3.専門性の高い記事の受注率が高まる

一般的に、専門的な知識が必要とされる記事は一定の需要があり、単価も比較的高めである場合が多いです。

専門家が執筆した記事には権威性があり、情報源として読者から信頼されやすくなります。そのため、資格により専門的な知識やスキルを客観的に証明できると、クライアントからのライティング案件を受注しやすくなります。

Webライターにおすすめのライティングに関連する資格8選

ここでは、Webライターにおすすめの、ライティングに関連した資格8選をご紹介します。

1.Webライティング技能検定

「Webライティング技能検定」は、「日本クラウドソーシング検定協会」が発行する民間資格で、クラウドソーシング上でライティング案件をこなすために必要なライティング能力や、社会人としての基本マナーの理解が備わっていることの証明となります。

Webライティング技能検定の合格者は、さまざまなクラウドソーシングサービスで案件受注の後押しや、報酬アップなどの特典を受けることができるため、これからクラウドソーシング上で、Webライターとして活躍したい方にはおすすめの資格です。

Webライティング技能検定の受験にあたり、「Webライティング技能検定講座」のテキストを購入する必要があり、購入したテキストに従って学習することで試験対策を行えます。

日本クラウドソーシング検定協会のホームページでは、これまでの試験の模範解答例が掲載されているので、ご興味のある方は参考にしてみてください。

 

名称 Webライティング技能検定
運営 日本クラウドソーシング検定協会
受験料 6,000円(税込)
試験日 毎月1回(詳細については下記の詳細ページをご参照ください)
合格率 46.6%(1~70下位の試験受講者数より算出)
試験会場 オンライン
詳細ページ https://crowd-kentei.or.jp/

2.Webライティング能力検定

「Webライティング能力検定」は、Webライティング関連の資格としては最も古く、2012年から実施されている検定試験です。

これまでの受験者数は2,200人(2021年9月現在)を超えており、社員教育の一環として受験する企業もあるなど、知名度のある民間資格といえるでしょう。

受験科目は、基礎的な国語力からウェブライティング能力、SEO、法律・倫理に関するものなど、Webライターとして必要な知識やスキルを問うものとなっています。

Webライティング能力検定に合格すると、検定の試験監督の依頼や、ライティング案件の紹介があるかもしれません。

検定方法は、受験者全員が同じ試験を受け、その試験結果(点数)によって1級~3級に認定されるので、最初から1級取得も可能です。受験することで、現在の自分のライティング能力を知ることができるでしょう。

Webライティング能力検定1級より上位の資格として、「認定Webライティング能力特級」もあります。詳しくは下記のページをご参考ください。

参照:Webライティング特級検定|日本Webライティング協会

 

名称 Webライティング能力検定
運営 日本WEBライティング協会
受験料 13,500円(税込)
中高生・大学・短大生は50%割引の6,750円(税込)
試験日 下記の詳細ページをご参照ください
合格率 近年の1級合格率:25~30%
試験会場 全国17ヵ所
詳細ページ https://xn--web-pi4be7e0holjd5279abzjl89cqqd.com/contents/kentei/

3.日本語検定

「日本語検定」は、「日本語検定委員会」が実施する、日本語の総合的な能力を測る検定試験です。

文部科学省も後援しているほか、スキルアップを目的とした研修として、これまで延べ800以上の企業で実施されるなど、認知度や信頼度の高い資格です。

検定内容は、「漢字」「表記」「敬語」「言葉の意味」「語彙」「文法」の6つの分野から出題されるため、Webライティングに必要なスキルが試される資格ともいえるでしょう。

検定は1~7級まで分かれており、1級は「社会人上級レベル」、2級は「大学卒業レベル~社会人中級レベル」、平均レベルといえる3級は「高校卒業レベル~社会人基礎レベル」です。

Webライターとして日本語能力をアピールするためには、2級以上の取得がおすすめです。

 

名称 日本語検定
運営 日本語検定委員会
受験料 1級:6,300円(税込)
2級:5,300円(税込)
3級:3,800円(税込)
4級:2,500円(税込)
5・6・7級:1,800円(税込)
試験日 年に2回実施(6月・11月)
合格率 1級:9.5%
2級:15.6% 
3級:49.6%
4級:68.5%
5級:86.9%
6級:81.5%
7級:92.2%
*2021年度6月実施分
試験会場 試験会場:全国47都道府県 80以上の都市
詳細ページ https://www.nihongokentei.jp/

4.ビジネス著作権検定

「ビジネス著作権検定」は、「サーティファイ著作権検定委員会」が主催する、国内唯一の著作権に特化した資格検定試験です。

ビジネス著作権検定に合格することで、著作権に関する知識や活用能力を客観的に証明することができます。

また、ビジネス著作権検定上級に合格すると、国家資格である「知的財産管理技能検定」の受験資格を得ることができるため、キャリアアップにもつながります。

試験区分は以下の通りです。

  • BASIC:日常生活において、著作権を正しく用いる初歩的な知識をもっている
  • 初級:著作権とはどのようなものかを理解しており、他人の著作権を侵害せずに正しく利用できる
  • 上級:著作権に関する知識を活用して、著作権利用に関する問題点を発見し、解決できる

試験はオンラインで行われますが、不正防止のために2つのカメラを使うデュアルカメラ方式を採用しているため、PCカメラのほかにスマートフォンも用意する必要があります。

他の記事を不正に流用して著作権を侵害してしまうと、クライアントの信用を大きく損ないかねません。著作権に関しての深い知識と理解を証明できる資格の取得は、Webライターとして絶好のアピールポイントといえるでしょう。

 

名称 ビジネス著作権検定
運営 サーティファイ著作権検定委員会
受験料 BASIC:4,200円(税込)
初級:5,100円(税込)
上級:8,000円(税込)
試験日 BASIC:団体受験のみ
初級:2月・6月・11月
上級:6月・11月
合格率 72.6%(2020年度平均合格率)
試験会場 オンライン
詳細ページ https://www.sikaku.gr.jp/bc/

5.Webリテラシー検定

「Webリテラシー検定」は、仕事でWebに携わる方々が共通の知識や認識をもつことで、より効率的なコミュニケーションが取れることを目指して、創設された認定資格です。

WebデザイナーやWebディレクター、Webプロデューサーなどの専門職の方はもちろん、これからWebの仕事に関わりたい方や、Webに関する基本的な知識を必要としている方も対象としています。

実務に役立つ知識とスキルの習得を目的として、大手百貨店をはじめ多様な企業や教育機関で研修やカリキュラムの材料として採用されるなど、幅広く活用されています。

「Webリテラシー検定」試験に合格すると、「Web検定 Webアソシエイト」として認定されるので、Webライターとして、Webに関する標準的な知識と、クライアントの視点に立った執筆スキルをアピールすることができるでしょう。

 

名称 Webリテラシー検定
運営 社団法人全日本能率連盟
受験料 11,000円(税込)
試験日 毎日
合格率 61.6%(2021年5月21日現在)
試験会場 全国に約200会場あるJ-Testingテストセンターにて実施
*2021年6月10日よりオンラインでも受験可能
詳細ページ https://webken.jp/

6.文章読解・作成能力検定(文章検)

「文章検」は、日本漢字能力検定で有名な「公益財団法人漢字能力検定協会」が実施している認定試験です。

「文章検」は、論理の流れがはっきりしていて、わかりやすい文章を書けるようになることを目的としているため、受験に向けた学習を通して、Webライターに必須の文章力の向上を期待できます。

「2級」「準2級」「3級」「4級」の4つのレベルがあり、下位の級から始めて、自身の文書能力を高めながらステップアップを目指すなど、段階的に挑戦することも可能です。

 

名称 文章読解・作成能力検定
運営 公益財団法人 漢字能力検定協会
受験料 2級:4,000円(税込)
準2級・3級:3,000円(税込)
4級:2,000円(税込)
試験日 随時ホームページにて発表
合格率 非公開
試験会場 会場は検定回ごとに決定されるため、下記URLよりご確認ください
詳細ページ https://www.kanken.or.jp/bunshouken/

7.校正技能検定

「校正技能検定」は、出版界で働く編集者や校正者を養成する「日本エディタースクール」が実施している、校正の技能を認定する検定試験です。

校正とは、記事内の文書構成の不備や誤字脱字などを点検する作業のことで、出版業界やWebライティング業界でも需要のあるスキルです。

「初級」「中級」「上級」に分かれており、「初級」は各教育機関において指定単位科目を修得することで認定されます。「中級」と「上級」は、実技試験と学科試験が実施されます。上級試験を受験できるのは、中級合格者のみです。

不備のない記事の納品は、Webライターとしての評価や信頼につながるため、校正は重要なスキルといえます。校正スキルを磨くことで、将来的にWeb記事の校正者として働くチャンスもあるかもしれません。

 

名称 校正技能検定
運営 日本エディタースクール
受験料 上級:9,900円(税込)
中級:8,800円(税込)
試験日 年2回
合格率 上級(2020年):48%
中級(2021年):39%
試験会場 上級:東京
中級:東京・関西
詳細ページ https://www.editor.co.jp/exam/

8.SEO検定

「SEO検定」は、「一般社団法人全日本SEO協会」が開催している検定試験です。公式テキストを使った受験対策で、SEO初心者でも効率的に最新のSEOスキルを習得できるのが特徴です。

SEOの基礎知識が問われる4級から、トップレベルのSEO技術が求められる1級まで、段階的に学習していくことで、SEOに詳しくない方でも確実にスキルアップすることができるでしょう。

SEOを意識するとGoogle検索上位に記事が表示されて閲覧数が上がるため、サイトの訪問者数を増やしたいクライアントにとって、SEOのスキルをもつWebライターは貴重な存在といえるのです。

 

名称 SEO検定
運営 一般社団法人全日本SEO協会
受験料 1級:8,800円(税込)
2級:6,600円(税込)
3級・4級:5,500円(税込)
試験日 年3回
合格率 1級(2020年):77%
2級(2020年):87%
3級(2020年):77%
4級(2020年):89%
試験会場 全国10カ所(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・金沢・高松・広島・福岡)
詳細ページ https://www.ajsa.or.jp/kentei/seo/index.html

Webライターにおすすめの専門的な資格3選

ライティング案件の中には、特定の分野の専門知識を必要とするものも少なくないため、専門的な資格を取得することで、案件の受注率の向上が期待できます。

ここでは、Webライターにおすすめの専門的な資格3選をご紹介します。

9.ファイナンシャルプランナー

「ファイナンシャルプランナー」は、税金、年金、資産運用、資産相続などについて深い知識をもっており、顧客の中長期的な生活設計についてコンサルティングする人のことです。

一般的に、お金に関する知識やアドバイスに関する記事を書くには、金融用語や法令等を理解する必要があるため、わかりやすく説明できるWebライターが必要とされています。

需要にともない記事単価も高めに設定されていることが多いため、Webライターにとって魅力的な資格といえるでしょう。

ファイナンシャルプランナーは国家資格のため、信頼度や認知度が高く、資格取得者は権威性のある記事を書けるため、クライアントからのライティング案件受注を見込めます。

 

名称 ファイナンシャルプランナー
運営 日本FP協会
受験料 1級:実技 20,000円(学科は「金融財政事情研究会」のみ実施しています)
2級:学科 4,200円、実技 4,500円 
3級:学科 3,000円、実技 3,000円
*受験料は非課税です
試験日 1級:学科 年3回、実技 年1回
2・3級:学科・実技 年3回
合格率 1級:実技 97.7%(2020年9月)
2級:学科 55.61%(2021年5月)、実技 66.67%(2021年5月)
3級:学科 83.25%(2021年5月)、実技 76.65%(2021年5月)
試験会場 1級:全国14ヵ所
2・3級:全国47都道府県
詳細ページ https://www.jafp.or.jp/

 

名称 ファイナンシャルプランナー
運営 金融財政事情研究会
受験料 1級:学科 8,900円、実技 25,000円
2級:学科 4,200円、実技 4,500円
3級:学科 3,000円、実技 3,000円
*受験料は非課税です
試験日 1級:実技 年1回、学科 年3回
2・3級:学科・実技 年3回
合格率 1級:学科 20.05%(2021年5月)、実技 85.27%(2021年6月)
2級:学科 33.82%(2021年5月)、実技 44.76%(2021年5月)
3級:学科 47.81%(2021年5月)、実技 53.16%(2021年5月)
試験会場 検定ごとに試験会場が指定されるので、下記の詳細ページをご参照ください
詳細ページ https://www.kinzai.or.jp/fp

10.日本化粧品検定

「日本化粧品検定協会」が主催する「日本化粧品検定」は、化粧品や美容に関する知識の向上と普及を目指して創設された検定です。

日本化粧品検定は、文部科学省が後援しているほか、大手化粧品メーカーや製薬会社、ドラッグストアなどが協賛・サポートしており、就職や転職に有利な資格として20代・30代の女性を中心に支持されています。

等級は1~3級まであり、3級はオンラインで受験できますが、1級・2級は全国の指定の試験会場で受験する必要があります。

合格率は、1級が72.1%、2級が73.2%(ともに2021年6月)と高く、公式問題集と公式テキストでしっかり受験対策をした方にとっては難易度は比較的低いといえるでしょう。

独学での試験対策が不安な方は、全国の認定教室で開かれている講座を受講するのも一つの手です。

化粧品や美容に関する知識は、女性を中心に関心が高いため、専門的な内容を執筆できるWebライターは需要があります。

日本化粧品検定の1級、あるいは2級の合格者は、以下の条件を満たすことで、コスメライターとしての資格を取得できます。

  • コスメライター養成講座ベーシックコース(基礎科)の講座受講と修了試験に合格
  • コスメライター養成講座アドバンスコース(応用科)の講座受講と修了試験に合格
  • コスメコンシェルジュ資格取得

コスメライター資格取得者には、日本化粧品検定協会に寄せられるライター求人を優先的に紹介されるので、美容ライターを目指す方はチャレンジしてみてください。

 

名称 日本化粧品検定
運営 日本化粧品検定協会
受験料 1級:13,200円(税込)
2級:6,600円(税込)
3級:無料
試験日 1・2級:5月・11月
3級:いつでも
合格率 1級:72.1%
2級:73.2%
*2021年5月の合格率になります
試験会場 1・2級:札幌・仙台・東京・横浜・さいたま・千葉・静岡・名古屋・京都・
     大阪・福岡と特別開催される指定の試験会場
3級:オンライン
詳細ページ https://cosme-ken.org/about/

11.宅地建物取引士(宅建士)

「宅建士」は、不動産取引を行う専門家であることを示す国家資格です。土地や建物の売買、賃貸物件のあっせんなどの不動産取引の際、顧客が知っておくべき重要事項を説明できるのは宅建士だけです。

ここ数年の宅地建物取引士試験の合格率は約15~18%で推移しており、比較的難易度が高めのため、十分な受験対策が必要でしょう。

宅建士としての知識を利用して書く、不動産関連の記事は需要が高いです。記事のジャンルは、宅建受験のための学習法や不動産投資のノウハウ、物件選びのアドバイスなど幅広く、また、法律や資格、税金などについても権威性のある記事が書けます。

難易度は高いですが、不動産や宅建士の仕事に興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてください。

 

名称 宅建士
運営 一般財団法人不動産適正取引推進機構
受験料 7,000円
*受験料は非課税です
試験日 10月の第3日曜日
合格率 16.8%(2020年度)
試験会場 全国の都道府県
詳細ページ https://www.retio.or.jp/

資格を取得してWebライターとして活躍しましょう

近年多くの方が、信頼できる情報源としてインターネットを選ぶようになっており、正確な情報をわかりやすく伝える、Webライターの需要は今後も高まっていくと予想されます。

増え続ける他のWebライターとの差別化をはかり、ライティング案件を継続して受注する方法の一つとして、資格の取得がおすすめです。

ライティングに関連した資格の取得は、ライティングスキルの証明となるだけでなく、受験対策を通じて、スキルを磨くことができるというメリットもあります。

専門的な知識やスキルを証明する資格は、権威性があり信頼できる記事を執筆できることを客観的に示す材料となり得ます。また、こうした資格の取得により、物事に真剣に取り組むプロ意識の高さもアピールできるでしょう。

Webライターに関心のある方や、Webライターとしてステップアップを希望する方には、資格の取得をおすすめします。自分が興味をもって打ち込める資格を探し、資格取得に向けて積極的にチャレンジしてみましょう。

 

 

執筆者 Toshiyu

Toshiyuさんプロフィール電力関連の仕事に13年従事、その後インドネシアに移住して一年のほとんどを海外で過ごす。現在はライターとしてフリーランス・副業・複業に関する記事を執筆。自由な働き方に挑戦する読者へ役立つ情報の発信を目指しています。

コラムカテゴリの最新記事