【現役エンジニアが解説】システムエンジニアの概要から将来性までを徹底解説

【現役エンジニアが解説】システムエンジニアの概要から将来性までを徹底解説

新型コロナウイルスの影響で、リモートでの働き方が当たり前の時代になった今、システムエンジニアは場所を選ばずに働ける職業として注目を集めており、エンジニアを目指す人も増えてきています。ただ、いざシステムエンジニアを目指そうと思っても、詳しい業務内容や必要なスキルがわからない方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、現役でエンジニアをしている筆者が、システムエンジニアの業務内容や将来性、そして必要になるスキルを解説します。これからシステムエンジニアを目指したい方はぜひ参考にしてください。

 

 

システムエンジニアってどんな職種?

システムエンジニアは、システムの仕様検討から導入までを一貫して行う職種です。仕様検討では、顧客のヒアリングを元にシステム化するための仕様を決め、その仕様にしたがってプログラミングやパッケージ製品を利用することでシステムを構築していきます。

最終的には本番環境へシステムを適用し、運用保守まで担当するケースもあります。このように、システムエンジニアはシステム開発の仕様検討から導入までおこなう重要な職種なのです。

 

システムエンジニアの主な業務内容

一般的なシステムエンジニアの業務内容は、大きく以下の3つに分けられます。

  • システム設計
  • 開発
  • 導入支援

①システム設計

システム設計では、顧客からシステム化したい業務内容のヒアリングを行い、システム開発に必要な情報を精査していきます。

システムエンジニアの使命は、業務を効率化させるためにシステムを導入することです。そのため顧客へのヒアリングはとても重要な工程になります。ヒアリングでは、現状の業務内容を把握することで、システムの導入によって解決できる問題なのかを見極めることも大切です。

例えば、便利だからといってシステムを導入したものの、運用が何も変わらないことで業務の効率化が図られなかったというケースも見受けられます。

単にシステムを導入するだけではなく、導入することでどのような効果が得られるのかまで考える必要があるのです。

②開発作業

次に行うのは、設計した内容を元にシステム化していく開発作業です。システム化は、主にプログラミングで実現していきます。プログラミングは、システムエンジニア自身が担当する場合もあれば、プログラマーが担当する場合もあります。

プログラマーがプログラミングを担当する場合でも、プログラミングの内容が仕様通りになっているかの確認をシステムエンジニアに任されることもあるため、プログラミングの知識は必要です。

開発工程ではプログラミングだけではなく、正常に動作するかのテストが必須です。テストでは、プログラムだけを検証する単体テスト、実際の運用通りにテストを行う運用テスト、本番と同様の環境で行うシステムテストなどを行います。

テスト時には、あらゆるパターンを試しておくことで、リリース後のバグを減らすことが重要です。特に顧客情報を扱うシステムの場合は、テストが不十分なまま本番リリースをしてしまうと、個人情報が流出してしまう危険性があります。個人情報の流出は企業のイメージ悪化につながり、経済的にもダメージを受ける場合があるので注意しましょう。

③導入支援

最後に行うのは、開発したシステムを本番環境に適用していく導入支援です。本番環境に適用するために、顧客先の環境に応じてデプロイ作業を行っていきます。デプロイ作業とは、作成したシステムを本番環境で使える形にすることです。

最近はクラウドのシステムが増えているものの、自社内のサーバーで運用しているオンプレミスのシステムも多く見られるので、実際に顧客先へ行って導入するケースもあるでしょう。

システム導入後は、顧客との契約内容にもよりますが、システムの運用保守が発生します。運用保守では、導入後に見つかったバグの修正やシステムに関する問い合わせ対応をします。

 

システムエンジニアの将来性は高いと言われる2つの理由

システムエンジニアは、以下の理由から将来性が高いと言えます。

  • IT人材が不足している
  • 他業種に比べて年収が高い

IT人材が不足している

2019年に経済産業省が発表した「IT 人材需給に関する調査」によると、2030年までに最大で78.7万人のIT人材が不足すると言われています。したがって、IT人材の需要は今後も高まっていくことがわかります。

IT人材の1つであるシステムエンジニアとして活躍するにはある程度の実力が必要なので、後ほど解説する身に付けておきたいスキルを参考にしてみてください。

他業種に比べて年収が高い

厚生労働省が発表した「賃金構造基本統計調査(平成29年)」によると、全体の平均年収が454.5万円であるのに対して、システムエンジニアの平均年収は550.8万円となっています。

システムエンジニアは全体と比べて高年収であり、今後も、自動運転やAIといったあらゆるシステムが世の中で活用されていくと予想されるため、システムエンジニアの需要は伸び続けるでしょう。

 

システムエンジニアに必要な3つのスキル

システムエンジニアに必要なスキルは、以下の3つです。

  • IT全般の知識
  • コミュニケーション力
  • 自走力

IT全般の知識

IT全般の知識とは、ネットワークに関する知識・プログラミング関連の知識・クラウド関連の知識などです。システムエンジニアは、顧客からヒアリングした内容を元にシステムの仕組みを設計するにあたり、どの技術がベストなソリューションであるのかを判断する必要があるため、特定の分野に特化するよりも幅広い知識を身につけた方が良いでしょう。

また、場合によってはネットワークエンジニアやクラウドエンジニアのように、特化した知識が必要なときもあります。

コミュニケーション力

システムエンジニアは、顧客からヒアリングを行う必要があるため、相手から情報を引き出すコミュニケーション力が欲しいところです。コミュニケーションがうまく取れないと、顧客から合意を得ずに進めてシステムの再構築が必要になるケースもあります。

また、プロジェクトメンバーとの進捗報告も重要な業務の1つです。システム開発はスケジュールが明確に決まっているため、少しの遅れでも全体の進捗に大きく影響するかもしれません。そのため、こまめなコミュニケーションを徹底して行うスキルが求められるのです。

自走力

自走力とは、自分自身で考えて行動していく力のことです。システムエンジニアにおいて、自走力の高い人材は需要が高い傾向にあります。

なぜなら、新しいシステムを構築していく際、自分自身でシステムに対する課題を洗い出して解決していく必要があるためです。需要の高い人材になるためにも、自分で考えて行動に移せるシステムエンジニアを目指していきましょう。

 

システムエンジニアは将来性が高くおすすめ

今回は、システムエンジニアの業務内容や必要なスキルについて解説しました。システムエンジニアは、IT人材の不足によって今後も需要が伸び続けていくでしょう。

また、他業種と比べて年収が高いため、金銭面においても将来性が期待できます。

これからシステムエンジニアを目指す方は、以下の記事を参考にエンジニアへの転職を進めてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

執筆者 Yukki

Yukkiさんプロフィール大学卒業後、第一地銀、外資系コンサルに勤務し、現在はエンジニア業務をこなしながらライター業にも従事。取り扱うテーマは、これまで勤務経験のあるテクノロジー領域を中心に発信。これまでの専門性を活かした読者のみなさまに貢献できるような内容を積極的に取り上げていきたい。

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