【副業マーケターの始め方】必要なスキルや、仕事を獲得する方法とは

【副業マーケターの始め方】必要なスキルや、仕事を獲得する方法とは

副業解禁、テレワークの普及といった労働環境の変化を受けて、マーケティングのスキルを活かして副業を始めたいと考える現役マーケターや、経験は全くないものの副業マーケターに挑戦したいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、副業マーケターに求められるスキルや、案件を獲得する方法についてご紹介します。現役マーケターの方はもちろん、未経験の方も参考にしてみてください。

 

  

副業マーケターが求められている理由と始めるメリット

マーケターは、現代の販売業界にとって貴重な存在であり、その需要は年々高まっています。その理由としては、インターネットやSNS、スマートフォンの普及によって、マーケティングの手法は絶えず変化しており、各企業は適切な対応が求められているからです。

ただ、多くの企業にはマーケティング部門がなく、専門的なマーケティング知識を持たない営業部や企画部などの社員が、その対応に追われているのが現状です。企業はマーケターを育成したいと思っていても、そのノウハウを持ち合わせていないことが障害となっています。

そのため、不足しているマーケティングスキルを埋められる、または、プロジェクトの時だけ中短期で働ける副業マーケターの存在は、企業にとって貴重な存在と言えるのです。

さらに、副業マーケターとして働くことには、次のようなメリットがあります。

  • 一部、あるいは完全リモートでできる案件が多いため、働きやすい環境が整っている。
  • マーケターの需要が高まっているため、比較的案件を獲得しやすい。
  • マーケターの業務内容は幅広いため、副業をすることで新たなスキルを身につけたり、磨いたりできる。
  • 業務内容によって幅はあるものの、副業マーケターの時給は2,000~5,000円と他の副業に見劣りしない。スキルと経験次第では安定・高収入も見込める。
  • 未経験者でも副業マーケターを目指せる。

柔軟な働き方が注目されるなか、需要が高く、リモートワークも可能なマーケターは、副業を始めやすい環境が整っていると言えるでしょう。

 

副業マーケターに求められるスキル

マーケターの仕事は、モノやサービスが売れる仕組みを作ることです。マーケターは調査や分析に基づいて、消費者のニーズに応える商品の企画・開発に携わり、効果的な宣伝・広告を展開することで販売を促進します。

マーケターの業務範囲は非常に広いため、携わる業務に応じて様々なスキルが求められます。ここでは、マーケターに求められる6つの主なスキルをご紹介します。

①SEO対策

特定のWebサイトが、検索結果ページで上位表示されるように対策することを「SEO」と言います。クライアントのWebサイトが上位表示されると、アクセスする人が増え、サイト内で紹介されている商品やサービスの購入につながります。

検索エンジン側は常にアップデートしており、競合する企業もSEO対策に力を入れている可能性が高いため、マーケターはクライアントのWebサイトが常に上位表示されるように、最新のSEO対策を施さなければなりません。また、WebサイトやECサイト、CGMサイトなど、形態ごとで求められるSEOの施策が異なるため、サイトの目的に沿ったSEO対策を行うことが求められます。

SEO対策については、インターネットや書籍によっても比較的簡単に学ぶことができます。差別化を図るためには、SEOについての深い知見と、適切なSEO施策を実行できるスキルが求められるでしょう。

②広告運用

インターネット広告を用いたプロモーションは、IT社会にマッチしたマーケティング手法として、多くの企業に取り入れられています。

一般的に、広告にかける費用が大きいほど宣伝効果が期待できますが、マーケターはクライアントの定めた予算内で、最大限の宣伝効果を発揮できるよう広告戦術を立て、運用します。マーケターは広告の運用はもちろん、プランニングや広告効果の分析、改善案の提案などに長けている必要があるのです。

また、広告の方法はリスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告など幅広いため、それぞれの特徴や効果を理解し、適切に運用するスキルも必要でしょう。

③MAの運用

「MA」とはMarketing Automation(マーケティングオートメーション)の略で、クライアントの顧客情報を管理して、新たな見込み顧客の選別や、購買・成約につながるアプローチなどを自動で行うツールのことを言います。

手作業では手間のかかる、案内メールやメールマガジンの配信などが自動化されるため、多くの企業が導入しています。とはいえ、目的や利用者に応じて最適なタイミングで適切なアプローチを行うには、マーケターによる運用が必要です。

マーケターの役割は、MAを最大限に活用して見込み顧客を育て、購買や成約に至るようにすることです。

④アクセス解析

「Google Analytics」に代表されるアクセス解析ツールの普及により、アクセス解析を導入する企業が増えています。解析ツールによって、自社のWebサイトにアクセスしたユーザーの行動傾向や、利用状況を可視化できるようになりました。とはいえ、解析結果を見るだけでは、集客の増加や売り上げアップにつなげることはできません。

マーケターは訪問者数やPV数、ページ滞在時間、直帰率、コンバーション率などのデータから多角的に分析し、ユーザーのニーズを見極め、それに応えるべく改善案を考える必要があります。より良いWebサイトにするために、「アクセス解析」「課題の抽出」「対策の立案・実行」というサイクルを回し続けることが重要なのです。

⑤Webサイト制作ディレクション

マーケターはクライアントのWebサイトを立ち上げる際、デザイナーやプログラマー、コーダーなどの制作チームが効率良く働けるように、適切な指示を与え、進捗状況を確認し、スケジュールを管理するなど、ディレクターとして指揮をとる業務があります。

Webサイトの制作に直接関わらないとしても、チームに適切な指示を与えるため、また、クライアントの要望をWebサイトに反映させるために、マーケターにはプログラミングやデザインの知識も求められるでしょう。

⑥コンテンツ制作ディレクション

コンテンツ制作ディレクションにおけるマーケターの主な業務は、クライアントの要望をヒアリングして、Webサイトの方向性やターゲット層のイメージを固め、Webサイトの企画・制作を進めることです。コンテンツの方向性が定まったら、案件ごとにライターへ記事の執筆を依頼します。

案件ごとにライターへ、コンテンツのテーマやペルソナターゲット、記事のキーワードなどを伝え、クライアントの要望に沿ったコンテンツを制作できるようサポートする必要があるため、マーケターには高い管理能力が求められるでしょう。

コンテンツに統一性や一定のクオリティーを担保するため、添削やコピペチェックなどの品質管理も重要な責務です。納期に遅れることがないように、案件全体のスケジュール管理を行うことがマストです。

 

副業マーケターを始める方法

マーケターの業務内容は多岐にわたりますが、副業マーケターになるためにすべてのスキルを身につける必要はありません。現役のマーケターだけではなく、未経験者や経験はあるけどまだ浅いという方でも、副業マーケターを目指すことは可能です。

ここでは、未経験者・マーケター初心者・現役マーケターそれぞれの段階に応じて、副業を始める方法をご紹介します。

【未経験者】基礎的なスキルや知識を身につける

マーケター未経験者がまず行うべきことは、マーケティングの知識とスキルを身につけることです。

マーケティングの基礎的な知識やスキルをじっくりと学びたいという方に、おすすめの学習方法が2つあります。1つは、ブログを運営して収益を上げることです。ブログの検索順位を上げるには、SEOを意識したコンテンツ作りや、読者のニーズに合った広告の設定など、マーケターに必要とされるスキルを身につける必要があります。

また、ブログ運営は広告収入を稼ぐことで自分の知識やスキルの向上を実感できるため、モチベーションを保ちやすく、自分のペースで続けられるのも特徴です。「◯年間ブログを運営していた」「検索順位1位を獲得した」「◯万円の広告収入を得た」といった実績は、クライアントへのアピールポイントになるでしょう。

2つ目におすすめの方法は、マーケティングスクールの利用です。オンラインで学べるスクールであれば、平日の仕事の後や週末の時間を利用するなど、本業に支障のない形で学ぶことができます。スクールのメリットは、Webマーケティングについて効率的に学べるカリキュラムが用意されているので、独学より短期間で学べることです。

【経験者向け】案件を獲得して、スキルを磨く

マーケターとして経験が浅い方でも、副業を始めることは可能です。これまで使う機会のなかった知識やスキルを副業先で活用できれば、マーケターとしてより成長することができるでしょう。

経験の浅いマーケターが副業に挑戦する方法として、クラウドソーシングサービスの活用がおすすめです。クライアントが発注しているマーケティング案件の中から、自分のスキルに合った案件に応募することができ、クライアントとマッチングすると契約が成立します。全体的に単価は低めですが、なかには高単価の案件もあり、成果が認められて継続的な案件の受注に発展するケースもあります。

また、自分のスキルや時間を商品として提供する、スキルシェアサービスを通してマーケティングの副業を行うこともおすすめです。「SEO対策を代行します」「マーケティングや宣伝のアドバイスができます」など、こちらが主体となって提供サービス内容や値段を決めることができるので、比較的取り組みやすい副業と言えるでしょう。

 

 

【現役マーケター向け】副業紹介エージェントを利用する

マーケターとして十分な経験がある方は、副業紹介エージェントを利用して副業を始める方法がおすすめです。プロフィールに登録した実績をもとに、エージェントが適切なクライアントとマッチングさせてくれます。単価は高めに設定されている場合が多く、土日だけ・週に1日・数時間だけの稼働など、副業向きの案件を見つけやすいことが特徴です。

「スキルを活用して副業で稼ぎたい」と思っている方は、副業紹介エージェントを利用してみましょう。

 

副業マーケターへの一歩を踏み出しましょう

マーケターは現代の販売業界には貴重な存在であり、柔軟な働き方ができる副業マーケターを多くの企業が必要としているため、今後もマーケターのニーズは高まるでしょう。

マーケターの業務内容や求められるスキルは幅広いため、マーケター未経験者は自分に合った分野から副業に挑戦することが可能ですし、経験者は副業を始めることでスキルを磨き、活躍の場を広げることができるでしょう。

今回の記事を参考に、あなたも副業マーケターへの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?

 

執筆者 Toshiyu

Toshiyuさんプロフィール電力関連の仕事に13年従事、その後インドネシアに移住して一年のほとんどを海外で過ごす。現在はライターとしてフリーランス・副業・複業に関する記事を執筆。自由な働き方に挑戦する読者へ役立つ情報の発信を目指しています。

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