転職を成功させる履歴書の書き方と見本を解説!【フォーマットあり】

転職を成功させる履歴書の書き方と見本を解説!【フォーマットあり】

現在、転職活動中で「転職するので履歴書の書き方を知りたい」「見本を見ながらフォーマットを使って効率良く履歴書を作りたい」と感じている方はいるのではないでしょうか。

履歴書は、企業に自分をPRする大切な書類なので、基本をおさえて確実に転職につなげたいところです。

そこで今回は、転職を成功させる履歴書の書き方と見本を解説します。あわせてフォーマットもご紹介するので、転職活動を控えている方や転職活動中の方はぜひ活用してください。

 

転職活動中に履歴書を書く際のポイント

ここでは、企業の採用担当者が履歴書を見るときにチェックしている事項を解説しながら、履歴書を書く際の4つのポイントをご紹介します。

履歴書のフォーマットは、以下からダウンロードができます。https://www.hellowork.mhlw.go.jp/member/career_doc01.html

転職活動の際は、以下のポイントに注意して履歴書を作成してください。

余裕をもって丁寧に履歴書を書く

履歴書は、企業に自分を知ってもらう最初の機会なので、採用担当者にとって見やすくわかりやすい内容にする必要があります。

具体的には、以下の2点に注意してください。

  • 誤字・脱字・略語はNG
  • 文字の開始位置や間隔・余白を統一する

誤字や脱字があると、情報が正しく伝わらないだけでなく、採用担当者に注意力がないと判断されかねません。また、見た目に統一感のある履歴書には配慮が感じられ、採用担当者に好印象を与えるでしょう。

履歴書は、時間的にも精神的にも、余裕をもって作成するよう心がけてください。

企業にあわせて手書きとパソコンのどちらで作成するか決める

履歴書は、手書きとパソコンのどちらで作成した方が良いか迷う方もいるはず。結論としては、転職したい業界や企業によって異なります

履歴書を手書きで書いてもらうことで、応募者の性格や適性を読み取ろうとする採用担当者もいます。

その際は、きれいな文字は人に好印象を与えるため、丁寧に読みやすく書くように気をつけましょう。

一方で、WebやIT業界、外資系企業など、効率性や合理性を重視する業界ではパソコンで作成された履歴書が好まれる傾向にあります。

履歴書を作成する際は、自分が転職したい業界や社風にあわせて、手書きかパソコンかを選択してください。

転職したい企業を意識した内容にする

転職したい企業にあわせた履歴書でなければ書類選考が通らないため、一度使った履歴書をそのまま使い回すのは避けましょう

採用担当者は、自社に向けて作成された履歴書かどうかは見ればすぐに判断できるはずです。使い回しの履歴書では、転職先への強い入社意思が感じられません。

転職したい企業を研究したうえで、新たに履歴書を作成し、面接試験にのぞむ必要があります。

下書きをしてから清書する

履歴書を作成する際には、一度下書きをしてから清書すると良いでしょう。手書きかパソコンかでポイントは異なりますが、どちらも作成後は必ず履歴書の見直しをすることは忘れないでください。

手書きとパソコン、それぞれの場合で気をつけるポイントは以下のとおりです。

手書きの場合

  • 黒のボールペンを使用する
  • 必ず下書きをしてから清書する
  • 鉛筆・シャープペンシル・消せるボールペン・修正液は使用不可

パソコンの場合

  • フォントカラーは必ず黒を使用する
  • プリントアウト時は余白バランス・インクかすれ・印刷漏れがないか注意する

履歴書の正しい書き方

ここでは、履歴書の各項目の正しい書き方を解説します。実際に履歴書を手元において書いてみましょう。

記入日

履歴書内で年号を統一してください。履歴書では最新の年月日を用いるので、面接当日に持参する場合は当日の日付を、事前の郵送の場合は投函日を記載しましょう。

年齢に関しては、記入日時点の実年齢を記載してください。

氏名・住所

氏名や住所を記載する際にも、以下のポイントがあるので確認しましょう。

  • 住所は都道府県から記載する
  • 数字の表記は履歴書内で統一する
  • 集合住宅は正式名称と部屋番号を記載する
  • 氏名・住所の「ふりがな」は平仮名表記
  • 氏名・住所の「フリガナ」はカタカナ表記

転職先から連絡や郵便物が来る可能性があるので、氏名や住所は正確性を第一に記載してください。

証明写真

証明写真は、履歴書を提出する3ヶ月以内に撮影した写真を使います。サイズはタテ4cm×ヨコ3cmが基本です。

写真撮影はプロの撮影と、街中にあるスピード写真のどちらでもかまいませんが、髪型や服装には注意が必要です。

顔全体がわかる清潔感のある髪型や、落ち着いた印象を与える色合いのスーツが服装として適しているでしょう。

学歴

学歴・職歴欄の1行目の中央に「学歴」と記載し、次の行から実際の学歴を書き始めます。学歴を記載する際には、以下のポイントを確認してください。

  • 原則として高等学校入学から記入する
  • 入学・卒業の年は和暦か西暦のどちらかに統一する
  • 学校名・学部・学科名は省略せずに正式名称で記載する

学歴は、義務教育にあたらない高校の入学から記載するのが一般的です。入学と卒業の年月の両方を統一表記で記載します。

高校・大学・大学院の入学については共通記載ですが、高校・大学は卒業、大学院は修了と記載するので注意が必要です。

学校名・学部・学科名は略さずに正式名称で記入してください。高校・大学・大学院で学んだ内容が転職先企業に活かせる場合は、詳細に記載して補足すると良いでしょう

中退の場合は、簡潔に理由を沿えて記載してください。中退は書きにくいかもしれませんが、正直に書かなければ経歴詐称になるので注意しましょう。

職歴

学歴を書き終わったら、次行の中央に「職歴」と書き、その次の行から今までの職歴を時系列ですべて記載します。

職歴を記載する際は、以下のポイントを確認してください。

  • 短い期間の勤務でも、職歴はすべて正確に記載する
  • 入社・退社の年は和暦か西暦で表記を統一して記載する
  • 学歴・職歴欄の最後に右寄せで「以上」と記載する
  • 社会人経験を基本として所属部署・雇用形態(正社員以外)を記載する

勤務実績は短い期間でもすべて明記して、社名や所属部署については略さずに必ず正式名称で記載しましょう

入社・退社・部署異動・昇給があった場合には、表記を統一して年を記載します。その際、転職先企業にとってプラスになる情報は加筆してアピールすると良いでしょう。

正社員以外の雇用については、雇用形態を具体的に明記します。短期間のアルバイトやブランクがある期間は明記する必要はありませんが、転職先に有利に働く内容であれば記載するのが得策です。

退職については、「一身上の理由」が一般的です。詳細な退職理由まで明記する必要はなく、面接時に尋ねられた場合に説明できれば問題ありません。

賞罰に関しては、記載の必要がある場合は職歴の次行の中央に「賞罰」と書き、その次の行から記載します。記載する際には以下のポイントを確認してください。

  • 罰は詳細付きで必ず記載する
  • 賞は全国規模レベルの受賞を基準として記載する
  • 賞罰なしの場合は項目を作らないか「なし」と記載する

「学歴」・「職歴」・「賞罰(ある場合)」を記載したら、学歴・職歴欄の最後に右寄せで「以上」と記載してください

免許・資格

所有している免許・資格の正式名称を、免許・資格欄に記載します。記載する際には、以下のポイントを確認しましょう。

  • 記載順番は免許→資格
  • 免許は取得年度順に記載する
  • 資格はできるだけ転職先にPRできるものを記載する
  • 免許・資格がない場合は特になしと記載する

免許や資格は一般的に持っているものから、転職先にプラスになるものまで精査して履歴書に記載してください。現状、免許や資格がなくても、勉強中や取得準備中のものがあれば記載しても良いでしょう

志望動機

採用担当者は、志望動機から志望度の高さや企業理解の深さを測り、応募者が自社に合っているか否かを判断しているため、志望動機はとても大切なポイントになります。

なぜその企業でないといけないのかや、自分が貢献できる内容などを志望動機にしっかりと盛り込んでください。

自己PR

自己PRでは、転職志望の企業において発揮できる自分の強みやスキル、裏付けとなる今までのエピソードや成果などについて、自己分析して記載しましょう。

入社後どのように活躍したいのか、活躍できるのかを具体的にイメージしてもらえるよう、採用担当者に伝えてください

趣味・特技

趣味・特技は、採用ではあまり重視されない項目ですが、プライベートな一面が見えるので、自社の社員や社風とあうかどうか推測する採用担当者もいるでしょう。

趣味・特技が職歴や自己PRなどと一貫性があって、応募企業が得意とする分野とマッチしていれば、採用時にプラスとなる可能性があります。

また、面接時に緊張をほぐすために採用担当者が触れてくる場合もあるので、「特になし」は避けてください

本人希望欄

本人希望欄は、自分にとって強く希望したい条件がなければ「貴社の規定に従います」と記載するのが一般的です。

もし、どうしても譲れない希望がある場合は、その旨を理由を添えて記載します。たとえば、勤務地が複数ある場合は特定の勤務地を希望して、その理由をあわせて記載してください。

履歴書の渡し方

履歴書を書き終えたら、まずは以下の項目を確認してください。

  • 記載漏れがないか
  • 写真が正しく貼られているか
  • 誤字・脱字、表記ミスがないか
  • 年号や数字の表記が統一されているか

特に名前や住所などは、「ふりがな」または「フリガナ」表記の誤表記や、学歴・職歴一覧の最後に記載する「以上」の書き漏れが多いので注意が必要です。

また、最近では捺印不要の履歴書が増えていますが、必要な履歴書もあるので、捺印の有無にも注意してください。

上記を確認できたら、希望する転職先の企業に以下の方法を参考にして履歴書を渡してください。

郵送

履歴書を郵送する際には、送付状(添え状)を同封して、折り目を付けずにクリアファイルに入れて投函してください

送付状は特に決まったフォーマットはありませんが、採用担当者が見てわかりやすいように、A4の用紙1枚で簡潔に作成するのが良いでしょう。

封筒は無地の定型封筒を使用して、雨濡れ対策として油性ペンで宛名を明記。中身に履歴書が封入されているとひと目でわかるように、赤ペンで「履歴書在中」と記載します。

郵送料金を間違えると先方に届かないので、必ず料金を確認してください。不安な場合は、郵便局へ持ち込みした方が確実でしょう。

メール・応募フォーム

メールや応募フォームなどのオンライン上で履歴書を送信するときは、PDFに変換してから送信する場合がほとんどです。送信する際は、宛名・件名・用件・署名を簡潔にわかりやすく記載してください。

また、履歴書は個人情報となるため、パスワードの設定を含む具体的な送信方法を、応募先の企業にあらかじめ確認しておくと良いでしょう

面接に持参する

履歴書を面接時に持参する場合は、以下のポイントに注意してください。

  • 封筒とクリアファイルに入れて汚れや破損などを防止する
  • 封筒には「住所」と「名前」、「履歴書在中」と記載する

履歴書に汚れや折れなどが付いていると、採用担当者に悪い印象を与えることも。履歴書は封筒に入れた状態で、クリアファイルにしまっておくと良いでしょう。

面接時に履歴書を預ける際に、他の志望者の履歴書と一緒になってもわかりやすいように、住所と名前を記載しておくと対策になります。

履歴書は転職成功の鍵

履歴書を通じて初めて企業に自分を知ってもらえるため、転職成功の鍵は履歴書にあるといっても過言ではありません。

誤字脱字や記載漏れがなく、転職したい企業を意識した履歴書を作成すれば、自身が企業に貢献できる人材であると企業に上手く伝えられるでしょう。

また、履歴書を渡す際には郵送やメール、応募フォームへの入力、持参するなど、それぞれに応じた渡し方を確認することも大切です。

転職活動には大きなエネルギーが必要ですが、余裕をもって丁寧に履歴書を作成すれば、転職の成功率は大きく上がるはずです。綿密に準備を進めて、転職の成功につなげてください。

 

 

執筆者 野本一貴

フリーランスの英日翻訳者、Webライターとして活動中。得意なジャンルは投資、クレジットカード、インバウンドなど。丁寧な翻訳、わかりやすいライティングを心がけています。

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